農作物の種子の安心安全に向けて

【議員立法を提出します】

「主要農作物種子法(種子法)を復活させる法案」を議員立法提出者の1人として国会に提出しました。青山が事務局長を務める党の部会で議論し、他党の皆さまの賛同も得ての議員立法です。茨城県は全国第2位の農業県であり思い入れは強いです。与党の皆さま達も賛同しやすいような工夫も随所にしております。

種子法は、優良な種子の生産普及を目的とする法律でした。具体的には、米や麦、大豆などの優良な種子を農家の皆さまへ安価で安定供給するための仕組みを都道府県に法律で義務付けし、それを受けて都道府県は農業試験場など公的研究機関において種子の開発や普及に取り組んできました。私たちが口にする農作物は、種子の生産普及の部分できちんと法律に守られていたわけです。

その法律が突如、昨年の通常国会で政府は、「これまでの種子法が民間の品種開発意欲を阻害している」として種子法廃止法案が提出され、いつの間にか成立してしまいました。種子法廃止です。当時、浪人中の青山もこれは日本の将来に禍根を残すと思い、当選後は何とかせなきゃと思い活動してきました。地方議会からも先月末までに90件近くの種子法復活を求める意見書が国会提出されております。

現に地方自治体でも、種子の供給体制を従来通り維持するために埼玉、新潟、兵庫の3県は独自の条例を制定、それ以外の44都道府県も要綱などの内規を定めました。おかしな法律は改正していかねばなりません。

農作物の種子の安心安全に向けて


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Posted by 青山大人 at 2018年04月24日 09:00│Comments(0)国会のリアル
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プロフィール
青山大人

【略歴】


  • 1979年1月茨城県土浦市生まれ

  • 荒川沖小学校、土浦第三中学校(陸上部主将)、県立土浦第一高校卒業(平9/第49回卒)

  • 慶應義塾大学経済学部卒業

  • 2006年27歳で茨城県議会議員初当選(10,905票、当時全国最年少の都道府県議会議員)

  • 2010年、茨城県議会議員2期目当選(13,290票・31歳)

  • 2014年、第47回衆議院議員総選挙において85,120票を獲得するが茨城県第6区、比例北関東ブロックともに次点

  • 2017年、第48回衆議院議員総選挙において96,987票を獲得するも茨城県第6区で次点、比例北関東ブロックで当選

  • 第21回日米青年政治指導者交流プログラム日本代表

  • 土浦消防団第27分団員(平成20・21・23・25年度操法大会出場)

  • 衆議院外務委員会委員、衆議院科学技術イノベーション推進特別委員会委員


  • 【座右の銘】


    • 人事を尽くして天命を待つ

    【愛読書】


    • 吉川英治
      「三国志」

    • 司馬遼太郎
      「坂の上の雲」