こういうこともやってますの続き

先日のブログでも書きましたが、茨城農産物への風評被害を乗り越えようとの新たなチャレンジで、市内の直売所と連携して、都内の飲食店へ地元農産物を直接卸すことを始めております。昨日はその第一便を送りました。新たまねぎ、レタス、キャベツなど8品目でざっと25kg。今後、これが定期的になることと、他のお店へ波及することを期待。

ただし、青山のところへも農産物への心配の声やメールもいくつか届いております。例えば、

「放射性物質の汚染状況について、今公開されているものでは不十分ではないでしょうか?市民が必要なのは県産のごく一部の農産物が暫定規制値を下回っているかではなく、店頭に並んだ野菜にどのくらいの放射性物質が付いているかです。風評被害を声高にとなえるのなら、問題ないことを判断できる根拠を明示するべきです。私は生産者が精魂込めた茨城の野菜、水産物が大好きです。今は安全か否かの判断ができないため、食べられないのが、悲しいです。ぜひ、安心して食べられるよう、徹底した測定をお願いしたいと思います。」


このようにご心配のかたも多いかと思います。まずは、茨城県の検査状況について、

・3月17日以降、4月19日の時点で、野菜22品目、畜産物5品目、きのこ1品目、水産加工品2品目、魚介類26品目と計56品目で延べ200検体以上の検査を実施。さらに、市場で出回っている茨城農林水産物を他県が検査している事例もあり、それを含めると313の検査件数であり、関東圏では最も多い状況。

・国では、これまでの検査結果やホウレンソウの形態、表面積、重量等からみて、ホウレンソウの測定値が他品目よりも高くなりやすい傾向にあることから、ホウレンソウの値が低ければ、それ以外の野菜も放射性物質は低い数値になるとの見解を示している。

先日の政調会でも指摘しましたが、消費者に安心感を持ってもらうためにも、当初から放射性物質が検出されていないものでも、敢えて定期的に検査していくことを県に対して提案しております。

Posted by 青山大人 at 2011年05月11日 07:28│Comments(1)
この記事へのコメント
松戸市で小中学校に放射線測定器設置というニュースをききました。土浦市でも、同じ対応を進めることを期待しています。より免疫力の弱い子供たちがいる、保育園・幼稚園への測定器提供を優先することを期待します。
Posted by 土浦市荒川沖在住 at 2011年05月11日 20:13
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プロフィール
青山大人

【略歴】


  • 1979年1月茨城県土浦市生まれ

  • 荒川沖小学校、土浦第三中学校(陸上部主将)、県立土浦第一高校卒業(平9/第49回卒)

  • 慶應義塾大学経済学部卒業

  • 2006年27歳で茨城県議会議員初当選(10,905票、当時全国最年少の都道府県議会議員)

  • 2010年、茨城県議会議員2期目当選(13,290票・31歳)

  • 2014年、第47回衆議院議員総選挙において85,120票を獲得するが茨城県第6区、比例北関東ブロックともに次点

  • 2017年、第48回衆議院議員総選挙において96,987票を獲得するも茨城県第6区で次点、比例北関東ブロックで当選

  • 第21回日米青年政治指導者交流プログラム日本代表

  • 土浦消防団第27分団員(平成20・21・23・25年度操法大会出場)

  • 衆議院外務委員会委員、衆議院科学技術イノベーション推進特別委員会委員


  • 【座右の銘】


    • 人事を尽くして天命を待つ

    【愛読書】


    • 吉川英治
      「三国志」

    • 司馬遼太郎
      「坂の上の雲」